『また夜が来て』2002.10.26

	     また夜が来て                           全く固く口を閉ざし

	     君は夜を持て余す                 遠く深く息を潜め

	     裸で寝そべっては                 一番最初の気持ち

	     目のやり場につまずいて              一番奥にしまい込む

	     ピカピカ光る絵に                 暑くない夏に泳ぎ

	     なぐさめられたりするが              寒くない冬に凍え

	     また朝が来ると                  季節の移り変わりを

	     ひたすら夜を待ちわびる              やけに早く感じてる

	     自意識過剰な頭痛も                こぼれる光は君が嘘を付くって事も

	     忘れそうな小さな夢も               知らないはずさ

	     一つの話が上下左右に全く形が変わることも     優しい素直な君を知ってるから

	     だから話の続きを聞かせてよ            だから話の続きを聞かせてよ

	     恥ずかしがってる柄でもあるまいし         恥ずかしがってる柄でもあるまいし

	


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